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開発中の大型試験装置
私たちは、毎日の生活の中で不要になった様々なもの、たとえば、お菓子の袋や生ごみなど、を「ごみ」として捨てています。また、私たちの生活の場だけではなく、産業の場においても、さまざまな廃棄物がたくさん発生しています。近年の環境意識の高まりとともに、これらの「ごみ」を「資源」として見直す動きが活発になってリサイクルも進んできました。
しかし、混合プラスチックなど、マテリアルリサイクルが難しいものや、経済的な理由でリサイクルされないもの(たとえば、林業で発生する間伐材の多くは、利用価値が低いため、切り倒されたまま放置されています)もあります。
私の研究室では、このようなマテリアルリサイクルの困難な廃棄物や未利用資源を積極的にエネルギーとして活用するための技術と社会システムについて考えています。たとえば、未利用のバイオマス資源のガス/液体燃料製造プロセスの開発や、廃塩ビと廃ガラスからセメント原料と、燃料を同時に製造する塩ビ・ガラス同時処理プロセスの開発等を進めており、これらを通じて新しいエネルギー、物質利用社会の確立を目指しています。
研究室についてSTUDENT
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研究室ゼミの様子

研究室の餃子パーティーの準備中
准教授
野田 玲治
NODA reiji
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研究キーワード | エネルギー化学工学,ガス化,流動層,バイオマス,廃棄物 |
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研究分野 | 化学工学エネルギー学 |
主な研究テーマ |
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研究概要 | バイオマスや廃棄物などの未利用資源の資源・エネルギー転換技術の開発を中心に,付随する環境汚染対策,プロセス効率化,社会システム設計までを研究対象としている。特に,地域で小規模に発生する地域未利用資源を活用した地域活性化と脱温暖化に寄与しうる資源・エネルギー転換プロセスについて,社会実装まで見据えた研究に取り組んでいる。 |
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提供できる技術 ・応用分野 | ラボスケール(1g/hr)からパイロットスケール(2t/d)規模の流動層ガス化試験装置,固体燃料の燃焼・ガス化特性評価,粉体・粒子計測 |
主要な所属学会 | 化学工学会,日本エネルギー学会,粉体工学会 |
論文 |
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メディア情報 |
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最終更新日: